幼児教育

参考本『読書をする子は〇〇がすごい』〜後編〜

エベイユようちえんでは、月に約70冊の絵本・紙芝居の読み聞かせをしています。幼児期の読書は読み聞かせと、自分で絵本を眺めたり、文字を拾い読みすることですが、日々継続するのはなかなか難しいものです。希望する子には、毎日絵本の貸し出しをします。全ては子ども達の先を見据えているから出来ることです。

参考にさせて頂いた本をご紹介します。

これからはAIの時代だから、単純な作業はもちろんのこと、事務的な仕事の多くもAIに任せればよいということになり、きちんと頭を使う人間でないと仕事がなくなると言われ、たえず能動的に学ぶようでなければならないとされる。

(中略)

アクティブラーニングと称してグループで話し合う授業が盛んに行われている。プレゼンテーションのスキルなどビジネススキルのようなものまで授業で練習させるようになってきた。だが、私は、現状行われているアクティブラーニングというものが、必ずしも能動的な学びになっているとは思えない。

(中略)

知識偏重の教育が間違いだった、もっと思考力を磨かないといけないということで、脱知識偏重の教育を目指そうといった動きがある。だが、知識が思考の邪魔になるみたいな考え方は、何か勘違いしているのではないか。知識・教養の豊かな人物が発信する内容より、知識・教養が乏しい人物が発信する内容の方が、思考力が駆使され、よく練られたものになっているとでも言うのだろうか。むしろ、知識・教養というものは、思考力の裏付けとなるのではないだろうか。

ふだんからいろいろなことに関心や疑問をもち、物事をよく考え、知識・教養の豊かな人物なら、とくに何の準備もしなくてもそれなりに説得力のある意見を述べることができるだろう。

《当たり前のように本のある生活》

本を身近に感じて育つ子どもと、本にほとんど縁のない感じで育つ子どもでは、その後の読書能力の発達や読書行動に大きな差が出るのも当然と言える。それが将来の学力の差や大人になってからの収入の差につながっていく可能性があるわけだから、無視するわけにはいかない。その意味では、子どもが当たり前のように本のある生活ができるように配慮する必要がある。

引用元:『読書をする子は〇〇がすごい』榎本博明