幼児教育

参考本『子どもと親が行きたくなる園』

幼少期の教育はその後の発達に影響を与えるという研究結果もあるほど、人間形成においてとても重要な時間です。

国や自治体が決めたルールにのっとった認可園だらけになっていくことで、選択肢をなくし、画一化された幼児教育となっていないか。

そのことで、多様性のない子どもになってしまわないか。

様々な問題を抱える日本の幼児教育ですが、日本全国には特徴ある保育をしている園もあります。

エベイユようちえんの毎日の活動でも、参考にさせていただいています。

『《危険を遠ざけるのではなく、危険を感じ取り、体験することが自分の身を守る力を育てる》

今、保育の現場では「子どもにケガをさせない」ということが大前提になっています。ところがそれは、大人が自分の立場や利益を守るための考え方であって、決して子どもを安全に守ることにはならないと考えます。

中略

人間にとって本当の意味での「安全」というのは「自分で自分の身を守ることができるようになる」ということ。だから、その能力を遊びの中で養うことが、子ども時代には絶対に必要だと考えます。

《園外活動がなぜ重要なのか》

川和保育園では当たり前にやっている園外活動ですが、リスクを冒してまで外に連れて行こうという園は少ない。

中略

「家庭で行くことと、園で行くこととは、全く中身が違う」子どもたちは仲間と一緒に行くことによって、喜びとか励まされることとか、負けないようについて行かなきゃという経験をする。親から離れるとすぐに甘えることもできない。それが大事なんです。

《子どものつぶやきからわかる大事なこと》

子どもが「たいへんだ」と言う時、そこには二つの意味がある。一つは「自ら強く望んで取り組むけれど、なかなかうまくいかない」という場合。もう一つは「必ずしも自分で望んだわけではないけれど、大人から与えられるものに取り組まなければならない」という場合です。

中略

子どもたちは、苦難の中にどれだけ豊かなものがあり、素晴らしいものがあるのか、自分を充実させてくれるものがどんなものであるかを知らない場合も多い。

それを子どもに経験させていくことは、周りにいる大人の務めです。』

引用元:『子どもと親が行きたくなる園』神奈川県横浜市 川和保育園