幼児教育

手作りおやつ

エベイユようちえんでは、食育の一環で、給食のデザートや延長保育のおやつを手作りしています。先生と一緒に手作りする《蒸しパン、ケーキ、クッキー、ドーナツ、ゼリー、プリン、ババロアなど》は子ども達に大人気です。

手作りなので、塩分や砂糖を控えたり、調節することができます。また、使っている材料がわかることも安心のひとつです。

毎日のこととなると、家庭で手作りするのは難しい。だからこそ、お任せください。エベイユようちえんは、おやつ作りも教育の一つとして取り組んでいます。

ケーキやクッキーは、何度も経験するうちに手順を覚えたり、コツを掴んで上手になっていきます。どうやったら上手くいくか?こぼさないか?早くできるか?おやつ作りにも「考える力」が必要です。

数の概念の基礎も、おやつ作りを通しても学びます。子どもはml、gなど「単位」を理解するのは難しいので、身近な「量」に触れることが大切です。

おかし作りの材料(小麦粉、牛乳、砂糖など)を量ること一つとっても、教育です。例えば、牛乳を別の容器に移し替え、高さが変わっても量が変わらないことに気付かせるなど、先生のアプローチ次第で、より「量」への理解が深まるのです。

エベイユようちえんの子ども達は、様々な経験から『大きさ・多さ・長さ・重さ』などの量を土台にして数の概念を学びます。

何より自分達で作ると、美味しい!そして食に関心がわき、食べることに興味を持つきっかけになります。

さらに、「おやつ」の時間は、心や体を休めリラックスすること、先生や仲間と心を通わせるお楽しみの時間です。

そうは言っても、基本は三食の食事。あくまで「おやつ」は補助です。

食事は偏食、「おやつ」はよく食べるということが最近の傾向のようですが、それでは元も子もありません。子どもの将来を考え、わがままを助長するための「おやつ」にならないことを願います。