幼児教育

知育玩具『ウボンゴ』の効果

『ウボンゴ』はスワヒリ語で「頭脳」という意味の言葉ですが、ポーランド生まれ、スウェーデンのゲームデザイナーが考案したパズルゲームです。

12種類ある図形パーツの中から3個もしくは4個をサイコロの出た目で決め、カードに書いてある枠に、はめ込む速さを競って対戦します。

脳トレ要素があるパズルゲームと、みんなで楽しむボードゲームが融合していて、運もあり勝負の面白さもありで、年齢を問わず楽しめます。脳トレ効果を期待して、海外では学校教材としても導入されています。

エベイユようちえんでも図形センスを磨くために取り入れてみると、すぐに子ども達が夢中になりました。

何よりパズルが完成した時に叫ぶ『ウボンゴ』このウボンゴという響きがなんとも面白く、子供達にはまり、受け入れやすいのだと思います。

対象年齢は5歳ですが、ルールや遊び方を変えれば2歳の子も自分の頭で考えながら、取り組むことができました。

『ウボンゴ』をはじめ、知育玩具と言われるものは、世界中にたくさんあります。しかし、残念ながら、コレを与えれば子どもが自発的に集中して取り組むというものはありません。

「せっかく買ってあげたのに、全然やらない!」と愚痴る前に知っておいてほしいことは、子どもにはある程度、時間を作って強制的にやらせたり、一緒にやりながら教えて導くことが必要だということです。

人間はどんな人であれ、気を抜けばすぐに楽な方に流されてしまうものです。

子どもも同じ。自分が何もせず座っているだけで刺激や興奮を得られるテレビや動画、ボタン操作だけで体験した気になれるゲームの方が、楽に決まっています。

問われているのは、どれだけ手間をかけて子どもと関われるかどうか。知育玩具を与えるだけでは子どもの心も体も脳も発達しません。

親子でShall we『ウボンゴ』?