幼児教育

親が幼児期にできること

受験を考えるきっかけは、人それぞれだと思います。しかし、最終的には『我が子が目的意識を持つ時期まで、恵まれた人的環境や学業に取り組む姿勢を持つ子供たちの影響を受けさせたい』と思うのではないでしょうか。

それならば、その上で余裕のある受験環境を与えたいと考えるのは、自然な流れです。

小学校以降の学習の土台となる《文字・数・思考の力》は、その前提に学びに向かう力の育ちがあり、幼児期での育成(特に保護者の養育態度)が重要であると、ようやく言われるようになってきました。

しかし、日本の幼児教育の現場では、いまだに『勉強は小学校に入ってからやればいい』『幼児期はとにかく遊んでいればいい』という神話が語り継がれています。かく言う私も20年前、先輩から言われた『卒園までに名前が書ければいいから』という言葉を聞き、衝撃を受けました。

年月が過ぎ、本質から目を背け、上辺だけの言葉遊びのように《主体的に・遊びを通して・環境構成から〜》という根幹は変わる気配のないフワッとした日本幼児教育の内容。

家庭では生まれた時からずっとお姫様や王子様のように我儘放題で過ごし、幼稚園から大学までずっと当たり前のようにお客様扱いを受け、社会に出て、いきなり現実を知る。

そして、心が折れる。そんな姿は、容易に想像できるはずです。

エベイユようちえんでは、子ども達一人ひとりの将来を見据えた教育を行います。どんな場合においても、家庭と園が同じ方向を向いてこそ、子どもが育ちます。

環境が変わると、行動や思考が変わります。

親ができることは、目の前にいる子どもに対してやれることを精一杯やること。その一つが最善の環境を与えることなのです。